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🎨 外壁塗装で失敗しない!初心者向け「塗料選び」完全ガイド



外壁塗装を考える際、最も悩ましいのが「どの塗料を選べばいいか」です。塗料は家の耐久性メンテナンス費用に直結します。

ここでは、現在主流となっている主要な塗料3種類(シリコン、フッ素、無機塗料)について、初心者の方にも分かりやすいようにメリット・デメリットを徹底比較します。


1. コストと耐久性のバランスが良い「シリコン塗料」


現在、最も多くの住宅で使われている、費用対効果に優れた標準的な塗料です。

メリット

デメリット

費用が安価で、初期投資を抑えられる。

耐久年数が比較的短い(約7~15年)。

防汚性、撥水性に優れ、種類が豊富。

弾力性が低いため、ひび割れ(クラック)に弱い。

コストと性能のバランスが非常に良い。

汚れやすいものもある。

耐久年数:約7年~15年



2. 圧倒的な耐久性を持つ「フッ素塗料」


価格は高めですが、その分メンテナンス回数を減らせる、耐久性に優れた塗料です。

メリット

デメリット

耐久性が非常に高いため、塗り替え回数が減り、トータルコストがお得になることも。

初期費用がシリコンより高額

紫外線による劣化に強く、光沢が長持ちする。

塗膜が硬いため、ひび割れやすい。

防汚性や耐候性(天候への強さ)に優れる。

弾力性が低く、密着性に劣るため施工が難しい場合がある。

耐久年数:約15年~20年



3. 次世代の選択肢「無機塗料」


石やガラスなどの**無機物(炭素を含まない物質)**を配合した塗料です。有機塗料が持つデメリットを克服した、最高グレードの塗料とされています。

メリット

デメリット

最も高い耐久性(20年超え)と耐候性を誇る。

初期費用が最も高額

無機物が主成分のため、紫外線で劣化しにくい。

塗料の種類が少なく、取り扱い業者が限られる。

カビや藻が発生しにくく、燃えにくい。

塗膜が硬すぎるため、ひび割れには注意が必要。

耐久年数:約20年~25年



💡 塗料選びのポイント:総額で考える


「シリコン塗料」は初期費用を抑えられますが、15年後にまた塗り替えが必要です。「フッ素塗料」や「無機塗料」は初期費用が高いものの、30年単位で考えると塗り替え回数が減るため、トータルの費用は安くなる可能性があります。

ご自身の予算と、その家にどれくらい長く住む予定かを考慮して、最適な塗料を選ぶようにしましょう。

 
 
 

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